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人格障害の種類と分類:クラスターBの特徴【DSM-5】

2024年12月29日 この記事を書いた人:心理カウンセリング浦《浦光一》 0件のコメント
人格障害
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人格障害のクラスターBの特徴

人格障害のクラスターBは、「情緒的で劇的なパターン」を持つ人格障害群として分類されています。このクラスターに含まれる人格障害は、感情の起伏が激しく、対人関係において衝動的かつ不安定な行動を示すことが特徴です。クラスターBには主に以下の四つの人格障害が含まれます。

 

1. 反社会性人格障害(Antisocial Personality Disorder)

反社会性人格障害は、他人の権利を無視し、社会的な規範や法律を破る傾向が強い障害です。この障害を持つ人は、他人を操ったり、欺いたりすることに快感を覚えることがあります。

  • 主な特徴
    • 他者の権利の無視:他人の感情や権利を尊重せず、損害を与える行動を取る。
    • 欺瞞的行動:他人を騙すために嘘をついたり、偽りの情報を提供する。
    • 衝動性:計画性のない行動を取りやすく、突発的な決断をする。
    • 責任感の欠如:社会的責任や義務を無視し、仕事や財政に対しても無関心。

 

2. 境界性人格障害(Borderline Personality Disorder)

境界性人格障害は、感情の不安定さと対人関係の不安定さが特徴の障害です。この障害を持つ人は、強い感情の揺れや、自己イメージの不安定さに悩まされることが多いです。

  • 主な特徴
    • 感情の不安定さ:感情の起伏が激しく、短期間で気分が大きく変わる。
    • 対人関係の不安定さ:人間関係が極端に良好だったり、急に悪化したりする。
    • 自己イメージの不安定さ:自己認識や価値観が不安定で、自己評価が変動しやすい。
    • 衝動的な行動:危険な行動(過度の飲酒、薬物使用、無謀な運転など)に走ることがある。
    • 自己傷害行為や自殺念慮:自己傷害行為や自殺のリスクが高い。

 

3. 演技性人格障害(Histrionic Personality Disorder)

演技性人格障害は、注目を集めたいという強い欲求と、それに伴う劇的で感情的な行動が特徴の障害です。この障害を持つ人は、しばしば他人の注目を引くために過度に感情的な表現をすることがあります。

  • 主な特徴
    • 注目欲求:常に他人からの注目を求め、注目を失うと不安を感じる。
    • 感情的な表現:感情を誇張して表現し、劇的な行動を取る。
    • 他人の影響を受けやすい:他人の意見や感情に敏感で、容易に影響を受ける。
    • 外見への強いこだわり:魅力的に見せるために外見に過度に気を使う。
    • 対人関係の浅さ:深い人間関係を築くのが難しく、表面的な関係に終始することが多い。

 

4. 自己愛性人格障害(Narcissistic Personality Disorder)

自己愛性人格障害は、自分自身に対する過剰な自己愛と自己重要感が特徴の障害です。この障害を持つ人は、自分が特別であり、他人からの賞賛を強く求める傾向があります。

  • 主な特徴
    • 自己重要感の誇張:自分が特別であり、他人よりも優れていると感じる。
    • 賞賛の要求:常に他人からの賞賛や認められることを求める。
    • 共感の欠如:他人の感情やニーズに対して共感を示さない。
    • 利用的な対人関係:他人を自分の目的達成のために利用することが多い。
    • 羨望と嫉妬:他人の成功や持ち物に対して強い羨望や嫉妬を感じる。

 

クラスターBの共通点と違い

クラスターBの人格障害は、いずれも強い感情表現と対人関係の不安定さが共通していますが、それぞれに異なる特徴があります。

  • 共通点

    • 感情の起伏が激しい:感情の変動が激しく、衝動的な行動を取りやすい。
    • 対人関係の不安定さ:人間関係が非常に不安定で、頻繁に変化する。
    • 自己中心的な行動:自分の欲求や感情を優先し、他人の感情やニーズを軽視することが多い。
  • 違いの例

    • 反社会性人格障害では、他人の権利を無視し、社会規範を破る行動が目立つ一方、境界性人格障害では、感情の不安定さと対人関係の不安定さが中心となります。
    • 演技性人格障害では、注目を集めるために感情を誇張して表現することが特徴的ですが、自己愛性人格障害では、自分が特別であるという過剰な自己評価と他人からの賞賛を強く求める傾向が目立ちます。

 

クラスターBの診断と治療

クラスターBの人格障害の診断には、長期にわたる観察と詳細な評価が必要です。診断は主に臨床面接や行動観察を通じて行われます。治療方法としては、心理療法が中心となり、特に以下のアプローチが用いられます。

  • 心理療法

    • 認知行動療法(CBT):否定的な思考パターンを認識し、ポジティブな思考に置き換える手助けをします。
    • 弁証法的行動療法(DBT):感情の調整や対人スキルの向上を目指します。
    • 精神分析療法:無意識の感情や思考パターンを探り、深層心理の理解を促進します。
  • 薬物療法

    • 不安や抑うつ症状を緩和するために、抗うつ薬や抗不安薬が使用されることがあります。

 

クラスターBの人格障害と日常生活

クラスターBの人格障害は、日常生活や職場、家庭での人間関係に大きな影響を与えることがあります。

  • 反社会性人格障害の人は、他人を操る傾向が強く、信頼関係を築くのが難しいため、職場でのチームワークや社会的な信用を失うことがあります。
  • 境界性人格障害の人は、感情の不安定さや対人関係の不安定さから、家庭内での衝突や職場での問題行動が発生しやすくなります。
  • 演技性人格障害の人は、常に注目を求めるため、職場や家庭でのコミュニケーションが一方的になりがちです。
  • 自己愛性人格障害の人は、他人の感情やニーズを無視し、自分の欲求を優先するため、対人関係において摩擦が生じやすいです。

 

クラスターBの人格障害は、情緒的で劇的な行動や感情表現が特徴です。反社会性人格障害、境界性人格障害、演技性人格障害、自己愛性人格障害の四つの障害は、それぞれ異なる特徴を持ちながらも、共通して感情の起伏が激しく、対人関係が不安定である点が共通しています。これらの障害を理解することで、自己理解や他者理解が深まり、より良好な人間関係を築くための手助けとなります。適切な診断と治療を受けることで、クラスターBの人格障害を持つ人々も、社会生活や人間関係を改善し、より充実した生活を送ることが可能です。心理学初心者の方でも、クラスターBの特徴を理解することで、周囲の人々との関わり方やサポート方法についての知識を深めることができるでしょう。

クラスターBと他のクラスターとの違い

人格障害は、DSM-5(精神障害の診断・統計マニュアル 第5版)によってクラスターA、B、Cの三つに分類されています。それぞれのクラスターは、共通する特徴や行動パターンに基づいてグループ化されています。ここでは、クラスターBの人格障害がクラスターAおよびクラスターCの人格障害とどのように異なるのかを詳しく解説します。

 

クラスターA、B、Cの概要

  • クラスターA(風変わりで奇妙なパターン)

    • 特徴:奇妙または風変わりな行動や思考パターン。
    • 主な人格障害:
      • 妄想性人格障害(Paranoid Personality Disorder)
      • シゾイド人格障害(Schizoid Personality Disorder)
      • 統合失調症型人格障害(Schizotypal Personality Disorder)
  • クラスターB(情緒的で劇的なパターン)

    • 特徴:情緒的で劇的、衝動的な行動や強い感情表現。
    • 主な人格障害:
      • 反社会性人格障害(Antisocial Personality Disorder)
      • 境界性人格障害(Borderline Personality Disorder)
      • 演技性人格障害(Histrionic Personality Disorder)
      • 自己愛性人格障害(Narcissistic Personality Disorder)
  • クラスターC(不安定で恐怖心の強いパターン)

    • 特徴:不安や恐怖心に基づく回避的、依存的、または強迫的な行動パターン。
    • 主な人格障害:
      • 回避性人格障害(Avoidant Personality Disorder)
      • 依存性人格障害(Dependent Personality Disorder)
      • 強迫性人格障害(Obsessive-Compulsive Personality Disorder)

 

クラスターBとクラスターAの違い

クラスターAとクラスターBは、人格障害の分類の中でも大きく異なる特徴を持っています。

クラスターAの特徴

  • 奇妙さと風変わりさ:他人から見ると変わっている、または理解しがたい行動や思考を持つ。
  • 対人関係の困難:他人との信頼関係を築くのが難しく、孤立しがち。
  • 感情の表現が乏しい:感情をあまり表に出さず、冷淡に見えることが多い。

クラスターBの特徴

  • 情緒的で劇的:感情の起伏が激しく、強い感情表現をする。
  • 衝動的な行動:突発的で予測不可能な行動をとることが多い。
  • 対人関係の不安定さ:人間関係が非常に不安定で、頻繁に変化する。
  • 自己中心的な行動:自分の欲求や感情を優先し、他人の感情やニーズを軽視することが多い。

具体的な違いの例

  • 妄想性人格障害(クラスターA)では、他人を常に疑い、裏切られるのではないかと感じやすい。
  • 自己愛性人格障害(クラスターB)では、自分が特別であると感じ、他人からの賞賛を強く求める。
  • シゾイド人格障害(クラスターA)の人は、他人との関わりを避け、孤独を好む。
  • 演技性人格障害(クラスターB)の人は、注目を浴びることを強く求め、常に人々の注目を集めようとする。

 

クラスターBとクラスターCの違い

クラスターBとクラスターCも、特徴的な行動パターンや感情の背景が異なります。

クラスターBの特徴

  • 情緒的で劇的:感情の起伏が激しく、強い感情表現をする。
  • 衝動的な行動:突発的で予測不可能な行動をとることが多い。
  • 対人関係の不安定さ:人間関係が非常に不安定で、頻繁に変化する。
  • 自己中心的な行動:自分の欲求や感情を優先し、他人の感情やニーズを軽視することが多い。

クラスターCの特徴

  • 不安と恐怖:強い不安感や恐怖心に基づく行動。
  • 回避的、依存的、強迫的な行動:他人との関わりを避けたり、過度に依存したり、完璧を追求する傾向。
  • 対人関係の回避や過度な依存:他人に頼ることが難しかったり、逆に過度に依存してしまう。

具体的な違いの例

  • 反社会性人格障害(クラスターB)の人は、他人を操る傾向が強く、社会規範を無視する。
  • 回避性人格障害(クラスターC)の人は、他人からの評価を恐れ、社会的な場面を避ける。
  • 境界性人格障害(クラスターB)の人は、感情の不安定さと対人関係の不安定さが中心。
  • 依存性人格障害(クラスターC)の人は、他人に頼ることが難しく、過度に依存してしまうことがある。

 

クラスターBの独自性

クラスターBの人格障害は、他のクラスターと比べて「情緒的で劇的」な行動や感情表現が際立っています。以下の点で他のクラスターと異なります。

  1. 感情の激しさと衝動性

    • クラスターBの人格障害は、感情の起伏が激しく、突発的な行動を取ることが多いです。これは、クラスターAの感情表現の乏しさやクラスターCの不安や恐怖に基づく行動とは異なります。
  2. 対人関係の不安定さ

    • クラスターBの人格障害を持つ人々は、対人関係が非常に不安定で、頻繁に関係が変化します。これは、クラスターAの孤立志向やクラスターCの回避的な行動とは異なります。
  3. 自己中心的な行動

    • クラスターBの人格障害は、自己中心的な行動が目立ちます。自分の欲求や感情を優先し、他人の感情やニーズを軽視することが多いです。これは、クラスターCの回避的や依存的な行動とは異なる特徴です。

 

人格障害の種類と分類:クラスターBの特徴【DSM-5】まとめ

クラスターBの人格障害は、情緒的で劇的な行動や感情表現が特徴です。クラスターAとは異なり、感情の激しさや衝動的な行動が中心であり、クラスターCとは異なり、自己中心的な行動や対人関係の不安定さが特徴です。これらの違いを理解することで、各クラスターの人格障害が個人の行動や対人関係にどのように影響を与えるのかをより深く理解することができます。心理学初心者の方でも、これらの基本的な違いを把握することで、人格障害に対する理解を一層深めることができるでしょう。

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愛知県名古屋市の心理カウンセラー:浦光一
この記事を書いた人:心理カウンセリング浦《浦光一》

心理士/心理カウンセラー/ユング心理学研究/統合失調症研究/夢分析研究 /

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◆慶應義塾大学
◆上級心理カウンセラー資格取得
◆メンタル心理カウンセラー資格取得
◆財団法人日本能力開発推進協会
◆日本ユング心理学研究所会員
◆日本カウンセリング学会会員
◆日本応用心理学研究所ゼミナール会員
◆中部カウンセラースクールジャスティス総合教育センター修了

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