C・G・ユング コンプレックス
コンプレックスは「心的複合体」なのですが、普通にコンプレックスといいます。
考えると、これは難しいのですが、感情に色付けされたコンプレックスです。ユン
グはこれを言語連想検査から用いました。人の内部にあって他人に解らないものです。
内面では苛立ちを、また、怒りが渦巻き赤々とした傷が見えます。何故そうなのかは分
かりません。本人は苦しんでいます。誰にも言えない、孤独で怯え、パニック状態です。
他人はコンプレックスだな、と察して触れません。余計に孤独になります。我々は劣等感
コンプレックスはよく知っています。しかし、エディプスコンプレックス、マザーコンプ
レックス、エレクトラコンプレックス、カインコンプレックス、等々。挙げるときりがあ
りません。誰しもコンプレックスをもっています。そこに触れると逆鱗に触れたことにな
って当たり散らされます。普通ではなくなります。仲が壊れることもあります。
うちからコンプレックスをみてきました。