子育てが苦しい…子育ての悩み“自分が怖い”と思う瞬間に向き合う【パーソナリティ障害の特徴と対処法】
親が抱える人格障害と子育ての苦しみ【原因と解決策を徹底解説】
親として子育てをしていると、「子どもを大切に思っているのに、思うようにいかない」「なぜこんな些細なことで取り乱してしまうのか」「子どもを愛しているはずなのに、自分がときどき恐ろしい人間になったように感じてしまう」――そういった苦しさを抱える方も多いかもしれません。あるいは、実際に「自分は人格障害という状態なのだろうか…」と自問している方や、すでに専門家からそのような診断や指摘を受けた方もいるかもしれません。
人格障害(パーソナリティ障害)とは、簡単に言えば「その人の性格傾向が極端であったり、柔軟性に欠けたりすることで、対人関係や自分自身の生き方に大きな支障をきたす状態」です。これは当人が「わざと」やっているわけではありません。むしろ、「どうして自分はこうなってしまうのだろう…」「普通にやりたいのに、なぜうまくできないのだろう…」という葛藤や苦しさが人一倍強いケースが多いのです。そして、この苦しさは子育てのシーンでより顕著に表れることがあります。なぜなら、子どもという存在は非常に近い存在であると同時に、常に親の愛情やケアを必要としているからです。
ここでは、「親が抱える苦しさ」という視点から、家族間での人間関係の悩みや具体的な体験例を交えながら、人格障害(パーソナリティ障害)の特徴がどのように子育てを難しくするのかを考えていきたいと思います。もしあなたが「親として、子どもにどう接したらいいかわからない」「自分の感情が抑えきれず、子どもを傷つけてしまったのではないか」と悩んでいるなら、まずはご自身が抱えている“痛み”を認めてあげてください。そのうえで、専門的な知識を知り、自分や子どもに適切なケアをしていくことが大切です。
愛知県名古屋市の心理カウンセラー 浦光一
👉 人格障害(パーソナリティ障害)の種類と特徴についての詳しい解説はこちら
1. 親である前に“ひとりの人間”としての苦しさ
自分自身の情緒が安定しない
人格障害(パーソナリティ障害)の代表的な特徴のひとつに、「感情の起伏が激しい」「ある出来事に対して過度に反応してしまう」というものがあります。たとえば、“境界性パーソナリティ障害”と呼ばれるタイプの方は、日常の些細な刺激でも強い不安や怒りを抱きやすく、感情が急激に高まったり落ち込んだりすることがしばしばあります。
●具体的な悩みの例
ある母親のケースでは、子どもがたまたま牛乳をこぼしただけなのに、それを見て「もう何度言ったらわかるの!」「私がこんなに気をつけてって言っているのに!」と感情が激高してしまい、つい子どもに大声で怒鳴りつけてしまうことがよくありました。頭の中では「子どもに悪気はない」と理解しているものの、実際にはこぼした牛乳を見るだけで「自分の気持ちを踏みにじられた」と感じてしまい、止められないほどの怒りが湧き上がってしまうというのです。
また、落ち着いたあとで「どうしてあそこまで怒ってしまったのだろう」と自己嫌悪に陥り、「こんな母親で子どもがかわいそうだ」と深く落ち込む――これが頻繁に繰り返されるために、子育てが苦しくて仕方がないのです。
このように、感情の波が大きいとき、その矛先がもっとも近くにいる子どもへ向かってしまいやすいのですが、当然ながら子どもは大きなストレスを受けます。一方で、親自身も「もう少しうまくやりたいのに、どうしてこうなるのか」と自分を責めてしまい、堂々巡りの苦しさに陥ってしまいます。
※本記事で紹介している事例は、いずれもプライバシーを最優先に考慮し、個人が特定されないように配慮したうえで掲載しています。具体的には、当事者の同意を得たうえで、一部の属性や背景を変更したり、複数のケースを参考にして再構成したりすることで、個人や企業を特定できないように工夫しています。読者の皆さまが安心して事例に触れられるよう、守秘義務とプライバシー保護を徹底して取り組んでおりますので、安心してお読みいただければ幸いです。
子育てだけではなく、人間関係全般で生じる苦しさ
人格障害(パーソナリティ障害)の特性は、子育てだけでなく職場や友人、パートナー(恋人・夫婦)との関係にも表れやすいものです。そのため、子どもを育てながら、同時に職場での上司や同僚とのコミュニケーションでも苦しみを抱えることが多くあります。結果的に、慢性的なストレス状態に陥りやすく、心身の余裕が減ってしまうことで、ますます子育てへの集中力や忍耐力が低下してしまうのです。
●具体的な悩みの例
ある父親は職場でちょっとしたトラブルが起こると、「やっぱり自分は役に立たないんだ」「同僚が自分をバカにしているんじゃないか」と大きく思い悩み、家に帰るとイライラした気持ちを抱えたまま子どもに接してしまいます。子どもが「パパおかえり!」と明るく声をかけても、「今、うるさいから話しかけるな」と突き放してしまい、後から激しい自己嫌悪に陥る――こうした状況が続くと、親子のコミュニケーションそのものが途絶えがちになり、いつしか子どもは「パパには何も言えない」「パパに気を遣わなきゃいけない」と感じるようになってしまいます。
このように、人格障害(パーソナリティ障害)を抱える親は、親としての役割以前に、“一人の人間としての苦しさ”を常に抱えている可能性が高いのです。だからこそ、まずは「自分がこんなにも苦しいのだ」という事実を無視せず、大切に扱っていくことが何よりも重要になります。
※本記事で紹介している事例は、いずれもプライバシーを最優先に考慮し、個人が特定されないように配慮したうえで掲載しています。具体的には、当事者の同意を得たうえで、一部の属性や背景を変更したり、複数のケースを参考にして再構成したりすることで、個人や企業を特定できないように工夫しています。読者の皆さまが安心して事例に触れられるよう、守秘義務とプライバシー保護を徹底して取り組んでおりますので、安心してお読みいただければ幸いです。
2. 人格障害の特徴が子育てに与える影響
考え方や行動の“極端さ”が子どもを混乱させる
人格障害(パーソナリティ障害)にはさまざまなタイプがありますが、いずれにしても共通するのは「考え方や行動パターンに柔軟性が乏しい」という点です。たとえば、自己愛性パーソナリティ障害の方は「自分は常に正しくありたい」という思いが強く、子どもがミスをするとそれを「自分の価値を損なう行為」として過剰に怒ってしまうかもしれません。また、回避性パーソナリティ障害の方は「失敗や批判を恐れる」あまり、子どもとのコミュニケーション自体を避けてしまうケースもあります。
●具体的な悩みの例
ある母親(自己愛性パーソナリティ障害の特徴が強い方)は、「子どもがテストで高得点を取ること」が自分の価値を証明するかのように感じていました。そのため、子どもがテストで失敗すると「あなたがこんな点数を取るから、私が恥をかいた」と過剰に責め立ててしまう。子どもは「お母さんをがっかりさせた」と感じて自信を失い、結果的に次のテストも失敗してしまう――この負の連鎖が続くと、親はさらに子どもを非難するようになり、子どもはより強い劣等感を抱えてしまいます。
一方、回避性パーソナリティ障害の父親の場合は、「子どもとコミュニケーションをとるのが怖い」と感じてしまい、仕事から帰るとすぐに自室にこもってしまう。子どもが「パパ、明日学校で困っていることがあって…」と相談しようとしても、「今は疲れているから、またにしてくれ」と言い続け、結局何も話し合わないまま何年も経ってしまう。こうした状態が続けば、子どもは「自分は親に相手にされていない」と感じ、自分を大切に思えなくなる可能性があります。
このように、人格障害(パーソナリティ障害)の特徴からくる思考の偏りや極端な行動パターンは、子どもにとっては深刻な混乱とストレスの源となりやすいのです。
※本記事で紹介している事例は、いずれもプライバシーを最優先に考慮し、個人が特定されないように配慮したうえで掲載しています。具体的には、当事者の同意を得たうえで、一部の属性や背景を変更したり、複数のケースを参考にして再構成したりすることで、個人や企業を特定できないように工夫しています。読者の皆さまが安心して事例に触れられるよう、守秘義務とプライバシー保護を徹底して取り組んでおりますので、安心してお読みいただければ幸いです。
感情コントロールの難しさが親子の信頼関係を揺るがす
感情のコントロールが難しいというのも、人格障害(パーソナリティ障害)に共通する大きな特徴です。こうした親は、日常生活の中で“思い通りにいかない”と感じる場面に出くわすたびに激しく動揺し、そのたびに子どもに大きな影響を与えることがあります。
●具体的な悩みの例
ある母親は、朝の準備がうまくいかない子どもに対して、「早くしなさい!」と声を荒げ、子どもがやっと準備を終えてもなお「だから言ったでしょ!」「あなたが遅いせいで私が苦労する」と叱り続けてしまう。子どもが学校に行ってからもイライラがおさまらず、一人で自宅に残った後に「またあんなに怒ってしまった…」と激しい後悔と自己嫌悪に襲われる。こうした状態は、親自身のメンタルを不安定にし続け、子どもとの関係をますますこじれさせてしまいます。子どもは「お母さんが怒るときは手が付けられない」と感じ、なるべく刺激しないようにと萎縮します。しかし一方で、その怒りの矛先から逃れられないときには、子どももやり場のない恐怖や不安を抱え込むことになります。そうした経験が長期化すれば、子ども自身の情緒的発達に悪影響を及ぼす可能性は高いのです。
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3. 親子の苦しみを深める「認知の偏り」とは
「自分も子どもも追い詰めてしまう」思考パターン
人格障害(パーソナリティ障害)を抱える親には、しばしば「二分法的思考」と呼ばれる特徴が見られます。これは、「物事を白か黒か、善か悪かといった極端な基準で判断してしまう」思考パターンのことです。たとえば、子どもが自分の期待通りの行動をしたときは「最高の子ども」として過大に評価し、少しでも反抗的な態度や失敗を見せると「あなたなんか必要ない」と絶望的なほどの否定をしてしまう、というようなことがあります。
●具体的な悩みの例
「昨日までは『私の自慢の子!』と言っていたのに、今日は『もうあなたなんか出て行きなさい』とまで言われる。いったいどうして?」――ある10代の子どもが、こうした親の態度に振り回されて混乱しているケースも多くあります。親の激しい感情の変化を理解できず、子どもは「自分が何か悪いことをしたのだろうか」「親がこんなに極端に怒るのは、自分がダメな人間だからだ」と思い込み、自己否定感を抱え込んでしまいます。
親の側もまた、「子どもは素晴らしい存在であってほしい」「自分を裏切らないでほしい」といった願望を強く持ちながら、少しでも自分の想定と違う動きをされると「この子は私を見捨てるのかもしれない」「もうこの子なんて信用できない」と一気に不安や怒りに支配されてしまうのです。
このような極端な思考パターンは、親子双方にとって非常に消耗が大きく、関係の修復を難しくします。親が望む“理想の子ども像”と現実の子どもの姿にギャップがあることは当然ですが、そのギャップを「完璧か絶望か」という両極端で捉えてしまうと、親も子どももお互いに息苦しさを感じるようになるでしょう。
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「自分の感情=子どものせい」という誤解
また、人格障害(パーソナリティ障害)の方はしばしば「自分が感じている怒りや悲しみの原因は相手(この場合は子ども)にある」と考えがちです。実際には、親が抱えている不安定さや生い立ちのトラウマ、自己認知の歪みなどが大きく影響しているにもかかわらず、それを自覚するのは難しく、自動的に「子どもが私をこんな気持ちにさせる」という認識が生まれてしまうのです。
●具体的な悩みの例
ある母親は「子どもが全然言うことを聞かないから、私はこんなにイライラしているのよ!」と主張しますが、実はその裏には「自分が子どもの頃に親から厳しく叱られた記憶」があって、子どもが自分に反抗する態度を見せると、その昔の傷つきが刺激されてしまっているケースも考えられます。さらに「母親失格だ」という罪悪感や、「子どもにバカにされているのではないか」という被害的な思考が加わり、過剰に怒りを爆発させてしまう――しかし当人は無自覚なため、「子どもが悪いから自分は怒っている」と思い込んでしまうのです。
子どもにとっては、「どうしてこんなに怒られるのかわからない」「自分はそんな悪いことをしていないはず」と困惑が大きくなり、やがては親に対して恐怖心や反感を抱くようになるかもしれません。
こうした“誤った責任の所在”の意識が続くと、親子関係はすれ違いを重ね、互いの傷が深まっていきます。親自身の内面にある苦しみが癒されていない限り、「子どもが原因だ」と思い込みやすい状態が続いてしまうのです。
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4. 子育てが難しくなる背景:親自身の生い立ちと環境
幼少期のトラウマや愛情不足
人格障害(パーソナリティ障害)の多くのケースでは、幼少期に十分な愛情を得られなかったり、過度に厳しい環境で育ったり、あるいは家庭内に暴力やネグレクトがあったりといった環境要因が指摘されることがあります。もちろん、すべての人格障害の原因が環境だけによるわけではなく、生まれ持った気質や遺伝的要因も関係すると考えられていますが、少なくとも「子どもの頃に安心して自己を表現できる環境がなかった」という経験は、その後の対人関係スタイルや情緒的安定性に大きく影響を与えます。
●具体的な悩みの例
ある母親が「子どもの頃、両親はいつも自分のことで精一杯で、私はほとんど放置されていた」と話していました。彼女は「自分が何かをしないと周囲から認められない」という強い思いを抱えており、自分の子どもにも「あなたがきちんと私の期待に応えないと、私は孤立してしまう」と無意識に押し付けてしまうのです。結果として、子どもに対して過度な期待や要求をする一方、少しでも期待が裏切られると「やっぱり私はひとりぼっちだ」と落胆し、子どもを責め立てる――この繰り返しが、親自身にも深い孤独感をもたらします。
こうしたパターンの根底には「幼少期に受けた愛情不足」を埋めたいという強い願いがあり、それが現代の子育てシーンで「子どもに依存する」という形で表れているとも言えます。
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親がサポートを受けられない社会的孤立
また、現代は核家族化や地域コミュニティの希薄化が進み、子育てを支える人間関係が得にくくなっている状況も無視できません。人格障害(パーソナリティ障害)の方はもともと対人関係に苦手意識を抱えていることが多いため、子育てに対する不安や悩みを人に相談しにくいという特徴があります。結果として孤立し、「自分だけで何とかしなければ」と一人で抱え込みがちになってしまうのです。
●具体的な悩みの例
ある母親は、ママ友同士のコミュニケーションにも強い苦手意識がありました。少しでも自分が否定されるのではないかと怖れ、なかなか輪に入れないでいるうちに疎外感を感じてしまう。そして「どうせ私はみんなから嫌われている」と思い込み、ますます他人を遠ざける悪循環に陥ってしまう。そうなると、子育ての悩みやストレスを共有することすらできず、家の中でイライラを募らせ、子どもにきつく当たってしまう――実はこうしたケースは珍しくありません。
親として頑張りたい気持ちはあるのに、周囲との関わりが築けず、ひとりで苦しみを抱え続ける。人格障害特有の「対人関係の苦手さ」が、子育てをより難しくしてしまう背景には、このような社会的孤立の構造もあるのです。
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5. 親自身が気づかないうちに抱える罪悪感と自己否定感
「こんな親でごめんね…」という自己否定
人格障害(パーソナリティ障害)を抱える親は、外から見ると「子どもを傷つけている」「過剰に怒っている」と映るかもしれませんが、本人がそのように振る舞うことを望んでいるわけではありません。むしろ、強い罪悪感や自己否定感を抱えていて、それがまた新たな苦しみを生む構造が多々見受けられます。
●具体的な悩みの例
子どもに叱咤したあと、母親が「どうして私、またあんな言い方をしてしまったんだろう…」と一人で泣き崩れる。子どもに「ママもうやだ!」と言われたとき、「本当に自分は親として失格なんだ」と思い込み、自己否定が止まらなくなる。そして、その苦しさが翌日にまた爆発してしまい、子どもに当たってしまう。
こうした“怒りと後悔”のサイクルは非常につらいものです。親は「愛情を注ぎたいのに、うまくいかない」というジレンマを抱え、子どももまた「親に優しくされたいのに、なぜこんなに怒られるのだろう」と混乱を抱える――双方にとって不幸な状況と言えます。
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「自分は愛されない」という根深い不安
人格障害(パーソナリティ障害)の方は、対人関係における強い不安感や「いつか見捨てられるのではないか」という恐れを抱えていることが少なくありません。そのため、子どもが自分に反発したり、少し距離を置くような態度を見せたりすると、驚くほど強い動揺や不安に襲われることがあります。
●具体的な悩みの例
思春期を迎えた子どもが、友達との時間が増えて家にあまりいなくなったり、親に対して生意気な口をきくようになったりするのは、ごく一般的な変化です。しかし、人格障害(パーソナリティ障害)を抱える親は「この子はもう私を必要としていない」「私のことを嫌っているのではないか」と極端に落ち込んだり、逆に「親を侮辱している」と怒りを爆発させたりしやすくなる。結果として、思春期の子どもが望む適度な距離感や自主性をまったく尊重できず、子どもを強く束縛したりコントロールしようとしたりするケースが出てきます。
こうなると子どもはますます親から離れようとし、親は「ほら、やっぱり見捨てられた」と感じて自分を責めたり、子どもを責めたりという悪循環に陥るのです。
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6. 苦しみに寄り添うために必要な視点
ここまで述べてきたように、人格障害(パーソナリティ障害)を抱える親が子育てをするには、非常に多くの困難や葛藤がつきまといます。しかし、それは決して「親として失格」という意味ではありません。むしろ、こうした状態に苦しみながらも子どもを育てようとしている姿は、“人としての優しさや愛情深さ”を持ち続けている証拠でもあります。
●親としての役割に囚われすぎず、「自分自身のケア」が必要であると認める
自分を責める気持ちは痛いほどわかります。しかし、その自責の念にとどまったままでは、状況の改善は難しいでしょう。「親は強くあるべき」というプレッシャーを一度緩めて、「自分もサポートを受けていい」「自分も弱さを見せていい」という姿勢が必要です。メンタルクリニックでの診察やカウンセリング、家族療法やグループセラピーなど、多様なサポートを検討してみるといいでしょう。
●「子どもが原因」という考え方から離れてみる
もちろん、子どもが問題行動を起こすこともあるでしょう。しかし、その裏には「親が不安定な状態」であることによるストレスが反映されている可能性が高いのです。まずは「親自身の心の問題を見つめ直すことで、子どもの行動も変わってくるかもしれない」という視点を持つことが大切です。自分の感情が爆発したとき、子どもに対して「あなたが悪いからこうなるのよ」と責めるのではなく、「今、自分がどう感じているのか」「なぜこう感じるのか」を振り返ってみる習慣を少しずつ取り入れてみましょう。
●周囲とのつながりを恐れない
人格障害(パーソナリティ障害)の特性ゆえに、他人との距離感をどのようにとったらいいかわからないという方は多いです。批判されるのが怖い、嫌われるのが怖い――そうした不安が強いほど、「自分の殻にこもる」「やりとりを避ける」という行動を取りやすくなります。しかし、子育ての悩みは一人で抱え込むほど、視野が狭くなり、孤立感が深まってしまいます。地域の子育て支援センターやオンラインのサポートグループなど、直接顔を合わせなくても利用できるシステムも増えていますので、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。
●「完璧な子育て」は存在しないという事実を受け入れる
人格障害(パーソナリティ障害)に限らず、多くの親が「理想の子育て像」に縛られ、自分の不完全さを責めてしまいます。特に自己愛性パーソナリティ障害の方などは、子どもの成績や行動に固執してしまい、失敗や弱点を受け入れられずに苦しむケースが多くあります。けれども、「完璧な親」や「完璧な子ども」というものは現実には存在しません。むしろ、親が自分の弱さや失敗を認め、それでも子どもを思い、日々試行錯誤する姿を見せることが、子どもにとっては大切な学びとなります。「親も迷いながら頑張っているんだ」という姿勢を子どもに伝えることで、子どもは「失敗しても大丈夫」「みんな完璧じゃなくていいんだ」と安心を得られます。
【まとめ】親の苦しみを理解し、支え合うことが子どもの未来を拓く
人格障害(パーソナリティ障害)を抱える親が子育てをするのは、決して簡単な道ではありません。感情のコントロールや認知の偏り、人間関係の難しさから、自分自身も疲弊しながら子育てを続けている方も多いでしょう。しかし、だからこそ知っておいていただきたいのは、「その苦しさはあなたひとりの問題ではない」ということです。
親自身も「生きづらさ」の中で必死に生きてきた背景があり、子どもを大切にしたい思いがあるからこそ、行き場のない怒りや不安が噴き出してしまうこともあるでしょう。大切なのは、その苦しみを“恥”として隠してしまうのではなく、「私も助けが必要なんだ…」と自分で気づき、適切なサポートを探すことです。
✔︎子どもに与える影響は必ずしも一方向ではない
親が適切なサポートを受け始めると、感情の起伏が少しずつコントロールできるようになったり、過剰な不安や自己否定感が和らいだりすることがあります。その変化は子どもの態度にも影響し、親に対して心を開きやすくなったり、親子間のコミュニケーションが改善される可能性があります。反対に、「親が変わらないと、子どもがいくら頑張っても良い方向に進みにくい」という面もあります。子どもを責めるのではなく、まずは親自身が自分の問題を見つめ、ケアを受けることが、子どもの未来を守ることにつながるのです。
✔︎苦しみの連鎖を断ち切る可能性
もしあなた自身が、幼少期に人格障害(パーソナリティ障害)の親からの虐待や過干渉を受けて育った結果、いま同じように子どもに厳しく当たってしまうのではないかと悩んでいるなら、それを「自分のせいだ」と決めつけないでください。あなたが子どもの頃に受けた傷は深く、まだ癒えていないかもしれません。その傷を自覚し、専門家の手を借りて癒していくことで、あなた自身が「子どもに同じ思いをさせないためにできること」を見つけられる可能性があります。
✔︎完璧を求めすぎず、小さな変化を大切に
人格障害(パーソナリティ障害)の特性は一朝一夕に変えられるわけではありません。長い時間をかけて培われた思考や感情のパターンを変えるには、それ相応の根気とサポートが必要です。それでも、「少し気持ちを落ち着けてから子どもに声をかけるようにしてみた」「子どもの話を最後まで聞いてみた」という小さな成功体験が、あなたにとっては大きな一歩になります。それを積み重ねていくことで、親子の関係性は変化し、あなた自身の苦しみも少しずつ和らいでいくかもしれません。
最後に、改めて強調したいのは、「あなたが今感じている苦しさは、決してあなただけの責任ではない」ということです。人格障害(パーソナリティ障害)はさまざまな要因が絡み合って形成され、社会的なサポート不足や過去のトラウマ、対人関係の難しさなどが複雑に影響しています。誰もが自分の力だけで乗り越えられるわけではありません。
だからこそ、苦しさを抱えている親御さんは、どうか「助けを求めること」を恐れないでください。心理カウンセリングや精神科・心療内科の受診、家族支援の専門機関、インターネットや電話相談、支援団体の利用など、世の中には多くのサポートの選択肢があります。また、あなたのまわりに苦しんでいる親御さんがいる場合は、どうかその方を批判するのではなく、「何か助けられることはないだろうか」と温かく見守ってあげてください。それが「親の苦しみ」を少しでも和らげ、「子どもが安心して育つ環境」を築いていくための第一歩となります。
親自身が安心して自分の心と向き合えるとき、子どもも安心して自分を表現できるようになります。子育ての難しさは、人間が生きていくうえで避けては通れないテーマかもしれませんが、人格障害(パーソナリティ障害)の特徴がある親にとっては、より一層ハードルの高いチャレンジとなることでしょう。しかし、その苦しみのなかで日々子どもに向き合い続けるあなたの努力は、きっと大切な意味を持っています。大丈夫、少しずつでも前に進むことができます。一歩ずつ、一緒に歩んでいきましょう。あなたの苦しみが理解され、サポートを得て、親子関係に光が射してくることを、心から願っています。応援しています。
人格障害の問題別・状況別ガイド
職場や家庭、恋人関係など、日常のさまざまな場面で生じる衝突やコミュニケーションの行き違い。「もしかして、自分(または相手)が人格障害かもしれない…」と感じたとき、その不安や疑問を抱えたまま一人で悩んでいませんか?
人格障害(パーソナリティ障害)は、単なる「性格の問題」ではなく、本人や周囲の人々に深刻な影響を与える可能性があります。しかし、正しく理解し、適切な対策をとることで、関係性や日常生活は大きく改善できるのです。
このガイドでは、心理学初心者でもわかりやすいように、人格障害が引き起こす問題を「職場」「家庭」「パートナー関係」「子育て」「口癖」「思考パターン」など状況別に解説。さらに、セルフチェックや具体的なコミュニケーション術、専門家による治療やサポート情報まで網羅しています。自分や身近な人の悩みを少しでも軽くするために、まずは正しい知識を一緒に学んでみましょう。
①さらに深く学びたい方へ『人格障害の口癖と特徴』シリーズ全10巻
ここまで読んで、「具体的にはどんな“口癖”や“考え方”が見られるの?」「実際の言動から、より深く理解したい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、「人格障害の口癖と特徴シリーズ」全10巻 です。
境界性や自己愛性、回避性など、さまざまな人格障害について、それぞれの言葉・態度・思考パターンを具体例とともにわかりやすく解説。専門用語が苦手な方でも読みやすい構成になっているので、心理学初心者の方にもぴったりです。
人間関係をスムーズにするヒントや、自分の中にある「こう思ってしまう理由」が見えてくるかもしれません。“どこかで聞いたことのある口癖”や“誰かに当てはまりそうな特徴” を知ることで、コミュニケーションやセルフケアの選択肢が広がるはず。
↓ 下記のページをチェックして、「人格障害の口癖と特徴」シリーズ全10巻を一覧でご覧ください↓
人格障害(パーソナリティ障害)の口癖と特徴を学べる10冊【心理学の本】
②さらに深く学びたい方へ『人格障害の治療法』シリーズ全10巻
「最近、誰とも深く関わりたくない気持ちが強くなってきた…」
仕事や学校、友人関係で少しずつ距離を感じ始めたあなた。もしかすると、その背後にはパーソナリティ障害という見えない壁が存在しているかもしれません。
例えば、常に完璧を求めて自分を追い込んだり、人との関わりを避けて孤立しがちになったり…。これらの行動の裏には、深い心理的な理由が隠れていることが多いのです。
「人格障害の治療法」シリーズは、こうした複雑な心の問題を症状の理解から具体的な回復方法まで、丁寧に解説する全10巻の心理学書です。
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各巻では、特定のパーソナリティ障害に焦点を当て、その言葉・態度・思考パターンを具体的な事例とともにわかりやすく紹介しています。初心者でも理解しやすいように専門用語を噛み砕き、実生活に役立つ実践的なアドバイスも満載です。
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パーソナリティ障害と子育て・親子関係に関する参考文献・参考資料まとめURL一覧
人格障害(パーソナリティ障害)と子育て、親子関係などに関する信頼性の高い参考文献・参考資料のURLをまとめました。日本国内外の公的機関や専門学会、専門家によるサイトを中心に選んでいます。学術的な理解や具体的なサポート情報を得る際の手がかりになるかと思いますので、必要に応じてご確認ください。
1. 厚生労働省関連
-
こころの健康サイト(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
精神保健に関する基礎知識や相談窓口、支援制度などが整理されている厚生労働省の公式ページ。各種専門機関の連絡先も掲載されており、困ったときに相談できる窓口を探す際に役立つ。 -
子どもの虐待防止や支援に関する情報(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198002.html
子どもを取り巻くさまざまな問題(虐待や発達の問題など)に対して、行政が提供している支援制度の概要や相談先がまとまっている。家庭内のトラブルや親子関係の問題が深刻化したときに利用できるサービスも記載。
2. 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)
-
NCNP 公式サイト
https://www.ncnp.go.jp/
日本の精神・神経分野の中心的な研究機関。人格障害(パーソナリティ障害)を含むさまざまな精神疾患に関する研究や治療に携わっており、医療・研究者向け情報だけでなく、一般向けの情報提供もある。 -
こころの病気情報データベース(国立精神・神経医療研究センター)
https://www.ncnp.go.jp/kyoka/knowledge/
各種精神疾患や症状に関する解説が掲載されている。人格障害に関する基本的な情報や、関連する専門用語のわかりやすい説明などが見つかる。
3. 日本精神神経学会
-
日本精神神経学会 公式サイト
https://www.jspn.or.jp/
精神医学・精神医療に関する国内最大規模の学会。サイト内に患者・家族向けのコンテンツやガイドラインがあり、パーソナリティ障害に関する概要や治療方針などを学ぶ際に参考になる。 -
精神疾患の診断・治療ガイドライン
https://www.jspn.or.jp/modules/tinyd2/
日本精神神経学会が公表している診断・治療ガイドラインのページ。パーソナリティ障害に関する記載もある(※一部資料は学会員向けのものも多い)。
4. 日本児童青年精神医学会
- 日本児童青年精神医学会 公式サイト
https://www.jscap.jp/
子どもの心理や精神医学に特化した学会。子どもと親との関係における精神的問題や治療・支援について研究・情報発信を行っている。サイト内の「一般向け情報」などを参照すると、子どもの発達や障害に関する情報が得られる。
5. 子ども家庭総合研究所(独立行政法人)
- 国立障害者リハビリテーションセンター 研究所 子ども家庭総合研究所(厚生労働省所管)
https://www.rehab.go.jp/ri/gri_index.html
子どもの発達・養育環境・家庭問題など、多岐にわたる研究を行っている機関。家庭内でのトラブルや虐待、養育支援などに関する調査研究報告が公開されている。
6. WHO(世界保健機関)関連
-
ICD-11(WHO公式サイト)
https://icd.who.int/en
国際的な疾病分類「ICD-11」はパーソナリティ障害を含む精神疾患の分類と定義を示している。英語が主体だが、日本語訳も進められている。パーソナリティ障害を国際的な視点で学びたい場合に。 -
WHO Mental Health
https://www.who.int/health-topics/mental-health#tab=tab_1
WHOが提供しているメンタルヘルス全般に関するページ。パーソナリティ障害そのものの解説は限られるが、精神衛生や家族支援における国際的なガイドラインを知る際に参考になる。
7. 子どもの虐待・DV(家庭内暴力)に関するサポート機関
-
児童相談所 全国共通ダイヤル「189」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000165992.html
親子間で深刻なトラブルや虐待が疑われる場合に、24時間対応で相談可能な児童相談所の全国共通窓口。人格障害を抱える親のもとで子どもが適切なケアを受けられていない可能性があるときなどに活用できる。 -
配偶者暴力相談支援センター(DV相談)
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/dv_danjo.html
子どもの直接的な問題だけではなく、家庭内の暴力や親同士のトラブルが子どもに影響しているケースもある。配偶者暴力相談支援センターを含む相談機関のリストが公開されている。
8. NPO・民間団体による子育て支援・メンタルヘルスサポート
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NPO法人 児童虐待防止全国ネットワーク
https://www.nponazone.org/
虐待防止や子どもの健全な育成に関する情報発信・啓発活動を行うNPO。サイト内に児童虐待にまつわる基礎知識や対応策、シンポジウム・イベント情報などが掲載されている。 -
NPO法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)
https://www.minnanetto.jp/
精神疾患や障害を持つ当事者・家族を支援する団体の連合会。家族間の問題や、地域でのサポート体制づくりに関する情報が得られる。当事者や家族が交流する自助グループについての案内も。 -
メンタルヘルスの情報サイト「こころのスキルアップ講座」
https://www.mhlw.go.jp/isekaimonoka/
(厚生労働省・地方自治体・民間が協力している)心のケアを学ぶためのオンライン情報サイト。ストレスマネジメントやコミュニケーションのコツなど、子育て中の親にも参考になる記事が多い。
9. 学術書・専門書(参考)
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『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』
アメリカ精神医学会 (American Psychiatric Association) が公表する診断基準書の翻訳版。パーソナリティ障害を含む各種精神疾患の臨床的特徴が詳細に記載されている。- 出版社:医学書院(翻訳版が出版されている場合)
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『人格障害―現代的理解と治療指針』
複数の専門家が執筆し、パーソナリティ障害の理論や治療法を包括的に解説している専門書。- 出版社:金剛出版など(類似タイトル・関連書籍あり)
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『境界性パーソナリティ障害―家族と本人への援助ガイド』
境界性パーソナリティ障害をはじめとした親子関係問題について、家族向けの具体的な支援ガイドがまとめられている。- 出版社:金剛出版など(翻訳書含む)
まとめ
ここにまとめた参考文献・参考資料一覧は、親子関係の問題や人格障害、育児支援などに関連して参考になる公的機関・学会・NPO団体・専門書の一例です。インターネット上の情報は玉石混交ですが、こうした公式・専門性の高い機関が提供する情報は信頼性が高く、最新の知見を得やすいというメリットがあります。困ったときや、さらに深く学びたいときは、ぜひこれらのサイトや書籍を活用してみてください。
心理士/ユング心理学者/心理カウンセラー/統合失調症研究/夢分析研究 /
◆日本ユング心理学研究所会員
◆日本カウンセリング学会会員
◆日本応用心理学研究所ゼミナール会員
◆中部カウンセラースクールジャスティス総合教育センター修了
心の問題に寄り添う心理学を学ぶなら「心理カウンセリング浦」。心理学の専門家がわかりやすく解説します。自分を知り、心を整えるためのヒントを豊富に紹介。人生を変える新たな気づきと未来への一歩をお届けします。毎日のヒントが、きっと見つかります。
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