愛知県名古屋の心理学と哲学のカウンセリングルームの心理カウンセリング浦(悩みを消します)愛知県名古屋の心理学と哲学のカウンセリングルームの心理カウンセリング浦(悩みを消します)愛知県名古屋の心理学と哲学のカウンセリングルームの心理カウンセリング浦(悩みを消します)愛知県名古屋の心理学と哲学のカウンセリングルームの心理カウンセリング浦(悩みを消します)愛知県名古屋の心理学と哲学のカウンセリングルームの心理カウンセリング浦(悩みを消します)
  • ホーム
  • はじめての方へ
  • 受付時間と料金
  • よくあるご質問
  • アクセスマップ
  • 最新記事
  • X(旧Twitter)
メニュー
  • ホーム
  • はじめての方へ
  • 受付時間と料金
  • よくあるご質問
  • アクセスマップ
  • 最新記事
  • X(旧Twitter)

心理学  浦 光一 二人いるから一人になれる 7

2020年12月14日 この記事を書いた人:心理カウンセリング浦《浦光一》 0件のコメント
分析的カウンセリング
心理カウンセリング療法と料金

「二人いるから一人になれる」

 しかしコンプレックスには、個人の力ではどうしようもないものもあるようです。小児科出身の精神分析家にウイニコットというイギリス人がいますが「二人いるから一人になれる」という有名な言葉を残しています。小さい子どもは、お母さんがそばにいることがわかっているときにしか、自分自身になれない。つまり絵本や積み木遊びに夢中になれない、ということです。もしお母さんがいなければ、お母さんを探すことに必死になり、自分のしたいことなど思い浮かぶこともないからです。お母さんはいなければならないのですが、いわば忘れられるためにいるのです。

 二人いるから二人で何かを、というお母さんは世界中に少なくありません(ウイニコットは先のことばを、イギリスの母親たちを見て思いついたのです)が、それでは子どもが窮屈で窒息しかねません。彼はさらに、「自立とは二人いて一人でおれることだ」ともいっています。お互いの存在(その必要性)をどこかで感じながら、それぞれのいることを忘れていてもよい、という意味です。お互いがどこかでつながっているのですが、お互いの邪魔にはならない、ということです。そのことをウイニコットは「依存のない自立は孤立にすぎない」としてまとめています。

 私たちはともすれば、依存と自立とは対立するものだと考えます。だから自立のためには依存を切り捨てなければならない、と思い込みやすいのです。しかし依存するとは当てにすることであり、当てにするとは信頼することに他なりません。だから依存を切り捨てるとは、他人をいっさい信頼しないことになります。他人を信頼しないのは、自分を信頼できていないことの裏返しです。それが現代人のいわゆる疎外感につながっている可能性はずい分大きい、と思っています。

  • カテゴリー

    • default
    • うつ病
    • お知らせ
    • コラム
    • ユング心理学
    • 不安
    • 人格障害
    • 個人カウンセリング
    • 内因性の精神病
    • 分析的カウンセリング
    • 夢分析
    • 心因性の精神病
    • 心的現象
    • 恐怖症
    • 摂食障害
    • 本
    • 療法について
    • 精神病の種類
    • 統合失調症
    • 芸術療法
    • 認知
    • 青年
  • 関連キーワード

    DSM-5 こころ クラスターA クラスターB パーソナリティ障害 パーソナリティ障害入門 パートナー ユング ユング心理学 上司 人格障害 人格障害の原因 人格障害の問題別・状況別ガイド 人格障害の支援方法 人格障害の治療法 人格障害の特徴 人格障害の環境整備 人格障害の種類 人間関係 人間関係のストレス 依存性人格障害 同僚 夢 夢分析 夫婦 子ども 子育て 家庭 家庭の人間関係 家族 強迫性人格障害 心理カウンセラー 心理カウンセリング 心理学 心理学入門 恋人 精神分析 精神病 精神病の種類 精神病論 職場 職場の人間関係 親 親子 部下
愛知県名古屋の心理学と哲学のカウンセリングルームの心理カウンセリング浦(悩みを消します)
  • 運営者情報
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • Copyright © 心理カウンセリング浦 All Rights Reserved.