カウンセリングの始め方「現代アドラー心理学」
つづき
例えば、子供がいすによじ登り、トーストが飛び出たばかりのトースターに触れようとするので、母親が、「トースターは熱いわよ。触ればやけどする」という。子供はそれを無視する。母親は、何も言わず待つ。トースターが真っ赤で、ひどいやけどをしそうならば、母親は触らせないで、子供をそこからとうざける。だが、結末がつらいものでも無害であると確信するなら、彼女は見守る。子供がトースターに触ったとしよう、軽いやけどをしてなき始める。母親は、子供の手を冷水に入れる。しかし子供を非難しないように気をつける(しかることは言葉による罰である)この種の行動の結末は以下のとうりである。
1 子度は母親を信頼することを学ぶ。
2 子供は母親が自分のことを気にかけていてくれるのを学ぶ。
3 そして、主たることだが、子供は自分の行動の結末を直接学ぶ。
一貫性を持つべきだ。
以上