青年のつまずきについて
青年時代は、荒れ狂う年頃といえるでしょう。
悩みもあれば、コンプレックスも味わう。
挫折も味わうだろうし、苦しいことばかりのように思える。
そこを乗り越えなければならないのだ。
どうあがいても逃れる道はない。
立ち向かうか、逃避するかだ。
それも出来なければ、神経症か、統合失調症になるかだ。
これがつまずきといえる。
このつまずきは、一生のものになってくる。
逃れる術はない。
受け入れざる負えないのだ。
神経症といっても軽いものではない。
幻覚を伴うものさえある。
つまずきの中で、人生を諦めるか、
ひたすら耐えて、ドクターの助言に従うか、
あるいはカウンセラーに話を聴いてもらうかの道がある。
何とか道を見いだせた人はいいが、
見いだせないのがほとんどである。
耐えて軽くなるのを待つしかほかに道はないと
悟るとあとはどうでもよくなる。
ただ生きることになる。
青年の志はここにはない。
カウンセラーができることは、
一緒に苦しい苦しい道を歩むことしかない。
筆者 心理カウンセラー 浦
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