夢とユング心理学について
夢(ゆめ)とは
●睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと[1]。睡眠中にもつ幻覚のこと[2]。
●将来実現させたいと思っていること[2][1]。願望。願い。
本記事ではまず睡眠中の夢について解説し、将来への願望についてはその後に解説する。
視覚像として現れることが多いものの、聴覚・触覚・味覚・運動感覚などを伴うこともある[2][1]。通常、睡眠中はそれが夢だとは意識しておらず、目覚めた後に自分が感じていたことが夢だったと意識されるようになる[2]。
夢とは何なのか?ということについては、古代からある信仰者の理解、20世紀の心理学者の理解、現代の神経生理学者の理解、それぞれ大きく異なっているので、それらを区別しつつ解説する。
現代の日本人は、夢を見る人が少なくなっていると、心理カウンセラーのピンキーは感じています。
ここでいう夢とは、寝て見る「夢」のことを言います。
今回は、心理カウンセラーのピンキーがユング心理学で用いられる「夢分析」の考え方に基づき、夢について語ってみたいと思います。
夢
眠っているときにみる夢も夢なのですが、未来に対する夢もあります。人は年老いても夢を追い求めるのでしょうか。或いは眠っているときの夢の内容は変わってくるものでしょうか。
未来、志向的には、夢は拡けます。
しかし、眠っているときの夢は数が少なく、長い夢は少ないように思えます。そして、その夢の意味を問うことは、あまりしないようです。
しかし、ユングは統合失調症のような状態におちいりながらも、危機的状況の中で夢を見続け、意味を探りました。そこから「ユング心理学」は生まれてきたといえるでしょう。
ユング心理学は、人生の午後(中年から老人にいたる世代のこと)に焦点を絞り、その意味、拡がり、目的を明らかにしていきます。
多くのユング派の人々は、ユングのような体験や経験をしませんが、夢を紐解くことによって、心理を扱うときの武器になります。その夢から教えられ、個性化(自己実現)へと導かれていくことでしょう。
夢を見ようと思って寝てみてください。
夢のほうから、あなたのもとへやってきます。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
執筆 心理カウンセラー 浦
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