芸術療法の疑問
この場所では、芸術療法と称して、箱庭、絵画、描画、殴り書き、好き放題画等。感情をぶつけることをしています。
感情を、或いは、怒りをぶつけることが出来れば、先ず良いと考えています。決して芸術家のように大作をといっている訳で和ないのです。意気込みだけでもいいから、そのつもりで、ということで芸術療法とつけた次第です。子供さんに合っているな、というかたもいらっしやいます。が、まさにそうなんです。しかし、怒りをぶつけるなら大人の方にもつようします。やってみてください。
え、芸術療法? と言っていぶかられる方もいます。少し知っている人に多いいです。
先ずは描き殴って欲しいのですし、箱庭の場合、他の所より石が多く置いてあります。暴れろということでわなく、これは禁止です。しかし、どうしようもない心の怒り、抑えきれない感情を現わすには、石はよいようです、石に色々な色を塗りつぶし、埋める方もいられます。
ここには哀しみの感じようがありますね。また、石に顔を描いて、捨ててもいいかを聞いて、捨てる人もいらっしゃいます。この感情は何でしょうか? ロスト体験です。
こうして、さまざまなことうして、感情が穏やかに鎮まることを待ちます。もちろん話も物語も聴きます。
癒しというのは、時間が必要です。それは、芸術療法だけでなく夢分析でもいえることです。
私からの疑問は、なぜそんなに急ぐのか? ということです。こころは簡単ではなく、少しずつ少しずつしか変化しないものです! これは、どなたにも伝えますが、早く早くと急ぎ足で迫ります。途中で止める方もいられます。いろんな意味で格闘してます。