うつ病 Ⅱについて
うつ病は単一なうつ病でしょうか。
うつ病だけがあるというものから、躁うつ病のうつ病もあります。
ここで注目したいのは躁うつ病のうつです。
始めは、気分が沈む、重い身体、食欲もないといったことから、メンタルクリニックに受診する訳です。
ドクターもこれらの主訴を聞いて、うつ病と診断し、坑うつ薬を処方します。
それを飲むことになります。
なかなか改善されない、もっと悪くなっていくような気分になります。
ところが、急に元気になって、あれやこれやと動き回ります。
じっとしてられなくなり、お金は使い放題、次から次えと頭は巡って夜も眠れなくなります。
躁の状態に入ったのです。
抗うつ薬を飲んでいたのが、炭酸リチュウムという躁うつ病薬を処方され、飲むことになります。
診断も躁うつ病に変わります。
ですから、うつと言っても単純ではないのです。
躁の状態に入るまでに、数年から数十年掛かるひともいます。
筆者 心理カウンセラー
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